洗車後の拭き取り作業「正直めんどくさい」と感じたことはありませんか?
そんな時、「走って乾かすのはダメなの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
洗車後の拭き取りについての声
- 洗車後の拭き取りがめんどくさい
- 走って乾かす方法でもいい?
- できれば拭き上げは楽したい
たしかに、車を走らせれば風で水滴が飛んでいきます。しかし、それが本当に正しい方法なのか気になるところですよね。
そこでこの記事では、「洗車後の水滴を走って乾かす」方法の効果やメリット・デメリットについてわかりやすく解説していきます。
✔︎この記事でわかること
・洗車後に「走って乾かす」とは?
・洗車後「走って乾かす」メリット
・洗車後「走って乾かす」デメリット
・洗車後に「走って乾かす」やり方のコツ
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
洗車後に「走って乾かす」とは?
洗車後に「走って乾かす」方法は、洗車後に拭き取りをせず、そのまま車を走らせて風で水滴を飛ばす方法のことです。
本来、洗車後はマイクロファイバークロスなどで水分をしっかり拭き取るのが基本ですが、時間がない時や、タオルを持っていないときに「とりあえず走れば乾くでしょ!」といった感覚で使われます。
どんな人がこの方法を使う?
洗車後に「走って乾かす」方法を使う人には、いくつかの共通点があります。
実際にこの方法を使う人の多くは、以下のような人が多いです。
- 拭き上げスペースが混んでいる時
- 拭き上げ時間を短縮したい人
- 拭き上げタオルを忘れた人
拭き上げスペースが混んでいる時
週末や夕方になると、コイン洗車場の拭き上げスペースが混んでいる場合があります。
「待ってまで拭きたくない」「次の人に早く譲りたい」と感じる場面では、洗車後「とりあえず走って乾かす」と考える人も多いです。
拭き上げ時間を短縮したい人
洗車後の拭き上げ作業は、以外と時間と体力を使います。
また、「拭きムラができるのが嫌」「ちゃんと拭けているか不安」といった理由で、拭き上げ自体にストレスを感じる人もいます。
そんな人にとっては、「洗車後に走って乾かすだけで乾いてくれたらラッキー」という感覚で取り入れている人も多いです。
拭き上げタオルを忘れた
洗車は思い立ったらすぐにやりたいものです。
しかし、いざ洗車が終わった後に「拭き上げタオルを忘れた…」なんてことも。
そんな時「しょうがないから走って乾かすか」と思うのは、洗車あるあるだともいえます。
洗車後「走って乾かす」メリット
洗車後「走って乾かす」方法は、忙しい人にとっても手軽にできる方法で「時短になる」というのが最大のメリットです。
もちろん完璧に水滴を飛ばせるわけではないですが、状況によっては十分に使える手段だといえます。
洗車後に「走って乾かす」方法のメリットは以下の5つがあります。
- 拭き取りの手間が減る
- ある程度の水滴を風で飛ばせる
- 洗車場の混雑を回避できる
- 洗車タオルを忘れても対応できる
- ボディの傷の心配が少ない
拭き取りの手間が減る
洗車後ルーフやボンネット、ドア周りなど車全体をタオルで拭く作業は意外に大変ですよね。
そんな時、洗車後に走って乾かす方法を使えば、この手間を大幅に減らすことが可能です。
水滴がある程度風で飛ぶので、仕上げでサッと拭くだけで済むようになり、全体の作業時間も短縮できます。
ある程度の水滴を風で飛ばせる
走行中の風圧は、ブロワーのようにボディ表面の水滴を後方に吹き飛ばしてくれます。
特に撥水コーティングされた車なら、水滴がコロコロと球状になって流れやすく、自然乾燥効果が期待できます。
洗車場の混雑を回避できる
土日や夕方など、洗車場は混雑しがちです。せっかく洗車を終えても「拭き上げスペースが埋まっていて順番待ち…」なんてことも。
洗車後に「走って乾かす」方法なら、洗車が終わったらすぐにその場を離れられるため、他の人に気を使ったり、長時間場所を占領したりすることがありません。
特に気をつかいがちな人や、スムーズに洗車を済ませたい人にとっては大きなメリットです。
洗車タオルを忘れても対応できる
「洗車したけど拭き取りタオルを忘れた!」
そんな時に便利なのが「洗車後に走って乾かす」方法です。
走って風を当てることで、ある程度の乾燥は可能です。
もちろん仕上がりの美しさや水垢対策としては、タオルで拭き上げがベストですが、「濡れたまま放置するよりはずっとマシ」という応急的な選択肢としては非常に実用的です。
ボディの傷の心配がない
実は、拭き取り時にボディに細かい傷が入ることがあります。
特に乾いたタオルを使ったり、砂埃が残っていたりすると傷の原因に。
その点「洗車後に走って乾かす」方法は、一切ボディに触れずに水を吹き飛ばすため、傷をつけるリスクがほぼゼロだといえます。
初心者の方やコーティング施工車など、「なるべく車に触れたくない」という人にとっては安心感のある方法です。
洗車後「走って乾かす」デメリット
洗車後に「走って乾かす」方法は、便利な一方で全ての状況に適している訳ではありません。
使い方を間違えると、かえって逆効果になることもあるため注意が必要です。
ここでは、気をつけておきたいポイントを以下の4つ紹介していきます。
- 完全には乾かないことがある
- 水垢やシミが発生するリスク
- 交通状況に左右されやすい
- コーティング未施工は効果が薄い
完全には乾かないことがある
走行中の風で飛ばせるのは、あくまでボディ表面の大きな水滴だけ。
ドアミラーの内側・ドアの隙間・エンブレム周り・給油口など、細かい部分に入り込んだ水は完全に乾かすことができません。
水垢やシミが発生するリスク
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が乾燥すると、白い跡(イオンデポジット)や水垢として残ることがあります。
特に夏場や直射日光の下では、水滴の乾きが早く、走る前にシミができてしまうケースも。
交通状況に左右されやすい
洗車後に「走って乾かす」といっても、実際には風に当てる時間が重要です。
渋滞や信号が多い市街地では、風圧が不十分になり、水がほとんど吹き飛びません。
コーティング未施工は効果が薄い
撥水コーティングを施工していない車の表面は、水滴が広がりやすい特徴があります。
そのため、走っても水が流れ落ちにくく、拭きムラができたり、水垢が残りやすくなります。
洗車後「走って乾かす」やり方のコツ
洗車後に走って乾かすやり方にはデメリットもあり「やっぱりやらない方がいいのかな」と感じた方もいると思います。
ですが、洗車後に走って乾かす方法は「やり方次第でそれなりに使える方法」だといえます。
何も考えずに走るだけでは水垢やシミが残るだけですが、洗車後に走って乾かす前と後に少し工夫をすることで、その効果が高まります。
洗車後「走って乾かす」やり方のコツは4つ。
- 洗車後はすぐに走る
- 風通しの良い道を走る
- 最後はタオルで拭き上げ
- 定期的に撥水コーティング
洗車後はすぐに走る
洗車後に走らずにいると、表面の水滴が先に乾いてしまい、水垢になる原因になります。
特に夏場は放置すると一瞬で乾いてしまうため、洗車後はできれば5分〜10分以内には走り出すようにしましょう。
風通しの良い道を走る
走る道によって、乾き方は大きく変わります。住宅街のようなスピードが出ない道や信号が多い道では、あまり乾燥効果が得られません。
できれば時速50〜60km前後で、できるだけ止まらず走れる道を選ぶのが理想です。
最後はタオルで拭き上げ
洗車後「走って乾かす」方法はあくまで拭き上げのサポートとしての活用がおすすめです。
特に走ったあと、サイドミラーやドアの隙間からポタポタと水滴が垂れていることがありますが、これは風で飛ばしきれなかった水分が時間差で出てきている証拠です。
このように、洗車後に走って乾かす方法は完璧に乾くわけではないため、最後に軽くひと拭きすることで納得の仕上がりになります。
まとめ:洗車後「走って乾かす」はサポート的な手段として使うのがおすすめ!
今回は洗車後「走って乾かす」やり方について詳しく解説しました。
洗車後に走って乾かすやり方は、ただ走るのではなく、走るタイミング・ルート・走行後のケアを少し意識するだけで、驚くほど効果が変わります。
この記事で紹介したポイントを意識しながら「今日の洗車は楽したい」という時などにぜひ活用してみてください!
✔︎まとめ
- 洗車後に「走って乾かす」とは?
・洗車後に走って風で水滴を飛ばす
・時間がない時などによく使われる
- 洗車後「走って乾かす」メリット
・拭き取りの手間が減る
・ある程度の水滴を飛ばせる
・洗車場の混雑を会費できる
・洗車タオルを忘れても対応できる
・ボディの傷の心配がない
- 洗車後「走って乾かす」デメリット
・完全には乾かないことがある
・水垢やシミが発生するリスク
・交通状況に左右されやすい
・コーティング未施工は効果が薄い
- 洗車後「走って乾かす」やり方のコツ
・洗車後はすぐに走る
・風通しの良い道を通る
・最後はタオルで拭き上げ
・定期的に撥水コーティング
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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