自分の愛車を見た時に、黒く点々とした汚れが無数についていた経験はないでしょうか?
この汚れこそ『ピッチタール』と呼ばれる汚れになります!
名前は聞いたことあるけどよく知らない…
という方もいると思いますが、このピッチタールは普通の洗車では落とすことができません。
また長期間放置してしまうと、シミの原因になるため、ピッチタールを見つけたら早めに除去することがおすすめです。
今回はそんな車の汚れ【ピッチタール】について詳しく解説していきます!
✔︎この記事を読むと
ピッチタールができる原因や簡単な落とし方、対策方法がわかったり、自分に合ったピッチタールクリーナーを見つけることができます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
車にピッチタールができる原因とは?
ピッチタールとは、舗装したてのアスファルトや、炎天下で暑くなった道路を走行した時に跳ね上がって車に付着してしまう油汚れです。
足回りに付着することが多く、一度固まってしまうと洗車では落とすことができません。
また、長期間放置してしまうとシミになる場合もあるため、見つけたら早めに除去するようにしましょう。
ピッチタールの簡単な落とし方
ピッチタールの簡単な落とし方は、以下の3ステップです。
- ステップ① 予洗い
- ステップ② クリーナー
- ステップ③ 拭き上げ
ステップ① 予洗い
まずは車の表面についた軽度の汚れを、シャンプー洗車で落としていきます。
この時、ピッチタールを無理やり落とそうと力を入れないよう注意しましょう。
ステップ② クリーナー
表面の汚れが取れたら、専用のクリーナーを塗布し、汚れを除去していきます。
この時、優しく塗り広げるのがポイントです。
ステップ③ 拭き上げ
汚れが落ちてきたら、乾いたクロスで拭き上げます。
クロスが汚れたら、きれいな面に変えながら使いましょう。
ピッチタールクリーナーの選び方
ピッチタールクリーナーを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮すると、より効果的で車に優しい製品を選ぶことができます。
ピッチタールクリーナーを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
1. 塗装に対応しているか
ピッチタールクリーナーが車の塗装に対応しているかを確認しましょう。
一部のクリーナーは強力な化学成分を含んでおり、車の塗装にダメージを与える可能性があります。
「すべての塗装に対応」などと記載されているクリーナーを選ぶと安心です。
2. 使いやすさの確認
ピッチタールクリーナーには、液体タイプやスプレータイプなどがあります。
液体タイプは垂れにくいので「特定の箇所に集中して使うのに便利」で、スプレータイプは「広い範囲に均一に塗布しやすい」のが特徴です。
自分に合った使いやすい形状のものを選ぶと、作業が効率的になります。
3. 専用製品か多用途製品か
ピッチタール専用のクリーナーを選ぶのも良いですが、「虫の汚れ」や「鳥のフン」など、他の頑固な汚れにも対応している多用途のクリーナーも便利です。
使用目的に応じて、専用か多用途のどちらが適しているかを考えましょう。
4. 価格とコストパフォーマンス
ピッチタールクリーナは、安価なものから高価なものまでありますが、必ずしも高価なものが良いとは限りません。
コストパフォーマンスを考慮し、内容量と効果のバランスが取れているものを選ぶようにしましょう。
おすすめピッチタールクリーナー5選
ピッチタールは油系の汚れになるため、専用クリーナーで分解してから除去する事で、誰でも簡単に落とすことができます。
おすすめのピッチタールは以下の5つです。
- ソフト99
- オートグリム
- ジーオン
- 洗車の王国
- カーピカル
ソフト99
オートグリム
ジーオン
洗車の王国
カーピカル
ピッチタールクリーナーのデメリット
ピッチタールクリーナーのデメリットや注意点は以下の4つです。
- 塗装に有害な場合がある
- コーティング車は高圧洗浄を使用
- ステッカーなどに付くと剥がれる
- 施工方法によって傷の原因になる
塗装に有害な場合がある
商品によっては、塗装に有害な成分が含まれている場合があります。
使用後はシャンプー洗車をして、クリーナーの成分を残さないようにしましょう。
コーティング車は高圧洗浄を使用
クリーナーの成分によっては、コーティングまで溶かしてしまう可能性があります。
そのため、コーティング施工車でピッチタールを落とす場合は、高圧洗浄で落とすようにしましょう。
ステッカーに付くと剥がれる
ステッカーやエンブレムなどに付いてしまうと、粘着力が弱まり剥がれる可能性があります。
ピッチタールクリーナーを使う時は、マスキングをするようにしましょう。
施工方法によって傷の原因になる
ピッチタールクリーナを使っている時は、ゴシゴシと力を入れるのはやめましょう。
ボディを傷をつける可能性があるため、優しく施工するのがポイントです。
ピッチタールクリーナーの代用品
ピッチタールクリーナーの代用品として、「シリコンオフ」「粘土クリーナー」「灯油」などで落とす方法もあります。
あくまでも代用品であり、性能や塗装へのダメージなどの注意点があるので確認しておきましょう。
シリコンオフ
シリコンオフをクロスに染み込ませ、汚れに対して擦っていきます。
この時、強く擦ってしまうと傷の原因になるので、優しく擦るようにしましょう。
汚れがひどく、なかなか落ちない場合は無理やり落とそうとせずクリーナーを使用しましょう。
粘度クリーナー
ピッチタールを粘度クリーナーで落とす場合は、水をかけながら常に濡らした状態で擦っていきます。
この時、汚れた面で擦ると傷の原因になってしまうので、粘土が汚れてきたらキレイな面にしてから擦るようにしましょう。
灯油
灯油を使ってピッチタールを落とす場合、綿棒などに灯油を付けて、汚れた箇所に軽く塗布していきます。
汚れが落ちてきたら、すぐにシャンプー洗車をして灯油を放置しないようにしましょう。
ピッチタールを防ぐための対策
ピッチタールを防ぐために、舗装したての道路を走る時は、ゆっくり走るようにしましょう。
また、ゆっくり走ってもピッチタールがひどく付着した場合は、舗装工事に何らかの問題がある可能性があります。
自治体などに相談すると除去費用をみてもらえる場合があるので、一度相談してみましょう。
まとめ:なかなか落ちない車の黒い点々汚れ「ピッチタール」は専用の除去剤を使えば簡単に取れる!
今回は、黒い点々汚れ【ピッチタール】について詳しく解説していきました。
再度簡単にまとめると
ピッチタールができる原因
舗装したてのアスファルトや炎天下時に道路を走行した時に付着する「油汚れ」
ピッチタールの簡単な落とし方
- 予洗い
- クリーナーで除去
- 拭き上げ
ピッチタールクリーナーの選び方
- 塗装に対応しているか
- 使いやすさの確認
- 専用製品か多用途製品か
- 価格とコストパフォーマンス
おすすめピッチタールクリーナー
- ソフト99
- オートグリム
- ジーオン
- 洗車の王国
- カーピカル
ピッチタール除去の注意点
- 塗装に有害なものもある
- コーティング車は高圧洗浄で
- 鉄粉には効果がない
- ステッカーなどに付くと剥がれる
- 力を入れてゴシゴシしない
ピッチタールクリーナーの代用品
- シリコンオフ
- 粘土クリーナー
- 灯油
ピッチタールを防ぐための対策
- 舗装したての道路はゆっくり走る
- ゆっくり走ってもピッチタール汚れがひどい場合、工事側に問題がある可能性がある
- 自治体などに相談すると除去費用をみてくれる場合がある
\汚れの種類を理解して洗車を極めよう/
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