皆さんはタイヤ交換自分でやっていますか?
それとも専門業者にお願いしていますか?
人によって様々な意見があると思いますが、中には「普段は業者にお願いしているけど、試しにタイヤ交換自分でやってみようかな」と思っている方もいるのではないでしょうか?
自分でタイヤ交換ができるようになれば、パンクした時にも対応できるようになります!
しかし、タイヤ交換にはそれなりの知識と専用の道具を用意する必要があり、「本当に自分でできるかな?」「タイヤ交換は自分でしないほうがいい?」と不安を感じている方も少なくないと思います。
そこでこの記事では、「タイヤ交換は自分でしないほうがいい?」「タイヤ交換を自分でする人の割合」「タイヤ交換を自分でやった人の失敗談」など詳しく解説していきます!
✔︎この記事でわかること
・タイヤ交換を自分でやる人の割合
・タイヤ交換は自分でしないほうがいい?
・タイヤ交換を自分でしないほうがいい理由
・タイヤ交換を自分でやった人の失敗談
・自分でタイヤ交換する場合の注意点
ぜひ参考にしてみてください!
タイヤ交換を自分でやる人の割合
実際にタイヤ交換を自分でやる人はどれくらいいるのでしょうか?
タイヤ交換を自分でやる人の割合は、地域や個人の技術、設備の有無によって異なることから、一般的には多くのユーザーが専門業者に依頼する傾向にあります。
一方で、新潟県のとある調査では、「自分で交換する」と回答した人が43%に上り、家族と合わせると約70%が自宅で交換しているという結果も出ています。
このことから、タイヤ交換を自分でやる人の割合は一概には言えず、地域性や個人の状況によって大きく変動するということがわかります。
タイヤ交換は自分でしないほうがいい?
結論からいうと、車の整備に慣れていない方は「タイヤ交換は自分でしないほうがいい」です。
自分でタイヤ交換をすることで、事故や故障など様々なリスクを伴うため、タイヤ交換はプロに依頼するのが最適だと言えます。
車の整備に慣れていない女性は特に注意!
では実際にどんなリスクがあるのでしょうか?
次の章では、タイヤ交換を自分でしないほうがいい理由を5つ紹介していきます。
タイヤ交換を自分でしないほうがいい理由5選
タイヤ交換を自分でしないほうがいい理由は以下の5つです。
- 締め付けトルクの調整が難しい
- ジャッキアップの位置を間違える
- バランス調整ができない
- 安全確認が不十分になる
- タイヤの交換にかかる時間と手間
締め付けトルクの調整が難しい
ホイールナットの締め付けは、適切なトルク管理が重要です。
締めすぎるとホイールを傷め、緩すぎると走行中にタイヤが外れる危険があります。
プロは専用のトルクレンチを使い、正確なトルクで締め付けるため安全性が確保されます。
ジャッキアップの位置を間違える
自分でタイヤ交換を行う際、ジャッキの位置を誤ると車体を損傷する可能性があります。
特に初心者はジャッキアップポイントを間違えやすいため注意が必要です。
バランス調整ができない
自分でタイヤ交換を行うと、ホイールバランスの調整ができません。
バランスが崩れたままだと、走行中にハンドルのブレやタイヤの偏摩耗を引き起こします。
偏摩耗はタイヤの寿命を縮める
プロはバランサーを使って正確に調整するため、長期間快適に走行できます。
安全確認が不十分になる
タイヤ交換時には、タイヤの状態やブレーキ周辺の点検も重要です。
自分で交換するとこれらの確認を見落とす可能性が高く、重大なトラブルにつながることがあります。
タイヤの交換にかかる手間と時間
タイヤ交換に慣れていないと1時間以上かかることもあります。
プロに依頼すれば短時間で完了し、その間にほかの作業もできるため、時間的コストを節約できます。
自分でタイヤ交換をする場合の注意点
それでも「どうしても自分でタイヤ交換をしたい」という方は、以下の3つに注意しましょう。
- ジャッキアップの正しい手順
- 締め付けトルクを正確に管理
- 交換後のチェック
ジャッキアップの正しい手順
ジャッキアップはタイヤ交換において非常に重要な作業です。
正しい手順を守り車体を傷つけないように注意して行いましょう。
✔︎ジャッキアップの正しい手順
- 車を平らな場所に停める
- ホイールナットを少しだけ緩める
- ジャッキを正しい位置にセットする
- ジャッキアップを開始
ジャッキアップポイント(ジャッキをかける位置)が不安な方は、車の取扱説明書を確認してからジャッキアップを行いましょう。
締め付けトルクを正確に管理
ジャッキアップができたら、一本ずつタイヤを交換していきましょう。
この時まずは仮締めをして、全てのタイヤの交換が終わったら、ジャッキをゆっくりとおろしてからトルクレンチを使って本締めしていきましょう。
交換後のチェック
交換後は、少し走行して異常がないか確認しておきましょう。
タイヤ交換後にチェックするポイント
タイヤ交換後にチェックするポイントは以下の2つです。
- 空気圧の確認
- 定期的な点検
空気圧の確認
月に一度、タイヤの空気圧をチェックすることで、タイヤの寿命を延ばすことができます。
正しい空気圧を維持することで、摩耗を抑え、燃費も向上するためおすすめです。
定期的な点検
定期的にプロによる点検を受けることで、タイヤの状態を細かく点検してもらえます。
アライメントや摩耗の状態をチェックしてくれるため、交換時期がわからない場合は定期的にプロのメカニックにタイヤを見てもらうのもおすすめです。
タイヤ交換を自分でやった人の失敗談
実際にタイヤ交換を自分でやった人の中には失敗したという声もあります。
この章ではタイヤ交換を自分でやった人の失敗談を3つ紹介します。
- ナットの締めすぎでホイール損傷
- ジャッキがずれて車体を傷つけた
- 空気圧を適切に管理せずにパンクした
ナットの締めすぎでホイール損傷
念の為強く締めようと思い、力いっぱいナットを回したら、ホイールが歪んでしまった…
タイヤが外れたらどうしようと不安になり、念のため強く締めるというパターンです。
タイヤ交換初心者がやりがちな失敗でもあるため注意しましょう。
ジャッキがずれて車体を傷つけた
ジャッキの位置を間違えて、車のフレームを潰してしまった…
ジャッキの位置を間違えると、車体の下部を大きく損傷する場合があります。
不安定な場所でジャッキアップするのも、車体が倒れて大事故につながるため、ジャッキアップの時は必ず正しい位置にかけることが大切です。
空気圧を適切に管理せずにパンク
交換した後、空気圧を測らずに走っていたら、低すぎてパンクした…
タイヤ交換後に空気圧を適切に管理しないと、走行中に異常摩耗やパンクが起こりやすくなります。
特に長距離を走る場合は、タイヤ交換後に必ず空気圧のチャックを行いましょう。
タイヤ交換に関するよくある質問
タイヤ交換に関するよくある質問も確認しておきましょう。
- タイヤの寿命を伸ばす方法は?
- タイヤは何キロごとに交換しますか?
- タイヤ交換は早すぎてもいい?
- 空気圧はどれぐらいの頻度で確認?
- 車のタイヤは何年で交換したほうがいい?
タイヤの寿命を伸ばす方法は?
「急」がつく運転を避け、適切な空気圧を維持しながら、定期的なローテーションを心がけましょう。
使わないタイヤは直射日光や湿気を避けた冷暗所に保管するのもポイントです。
タイヤは何キロごとに交換するの?
新品タイヤから約3万〜5万kmほど走行した段階でタイヤ交換の目安となります。
タイヤ交換は早すぎてもいい?
季節外れのタイヤを装着すると、本来の性能が発揮されないだけでなく、燃費の悪化につながります。タイヤ交換は早過ぎず遅過ぎず、適切なタイミングを心がけましょう。
空気圧はどれくらいの頻度で確認?
タイヤの空気圧は月に1回以上、もしくは長距離ドライブ前に確認するのが理想です。
また、季節の変わり目や高速道路を利用する前などにも空気圧の確認すると良いです。
車のタイヤは何年で交換したほうがいい?
車のタイヤは一般的に製造から5年が交換の目安とされています。
ただし使用状況や保管方法などによっても異なるため、溝の深さや劣化の状況に注意しながら5〜6年目安に交換を検討するのがベストです。
まとめ:少しでも不安がある人はタイヤ交換は自分でしないほうがいい。
今回の記事でタイヤ交換は慎重に行うべき作業だということが理解できたと思います。
自分でタイヤ交換をすることに「少しでも不安がある」「手順に自信がない」という方は無理に自分でしないほうがいいといえます。
タイヤ交換をプロに依頼すると、安全性が確保され余計なリスクを回避できておすすめです!
✔︎まとめ
- タイヤ交換を自分でやる人の割合
一般的に多くのユーザーが専門店に頼んでいるが、新潟県の調査では43%の人が自分でやっていると回答。 - タイヤ交換は自分でしないほうがいい?
車の整備に慣れていない方はタイヤ交換は自分でしないほうがいい。 - タイヤ交換を自分でしないほうがいい理由5選
・トルクの調整が難しい
・ジャッキアップのミス
・バランス調整が難しい
・安全確認が不十分になる
・タイヤの交換に時間がかかる - タイヤ交換を自分でやりたい人
・ジャッキアップを正しく使う
・締め付けトルクを正確に管理
・交換後にしっかりチェック - タイヤ交換を自分でやった人の失敗談
・ナット締めすぎによるホイール損傷
・ジャッキがずれて車体を傷つけた
・空気圧を適切に管理せずパンク
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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