雨が続く梅雨の季節「洗車してもどうせまた汚れるし…」と、つい放置していませんか?実はその放置は愛車のボディにダメージを与えているかもしれません。
というのも雨の中には、排気ガスや大気中の汚れが多く含まれており、車にとって梅雨の時期は想像以上に過酷な環境だといえます。
梅雨時期の洗車でよく聞く悩み
- 梅雨の洗車は意味あるかわからない
- 梅雨の理想の洗車頻度は?
- 洗車してもすぐ汚れるから萎える
- 梅雨に全く洗車しないのも少し心配
そこでこの記事では、「梅雨の洗車は意味あるのか?」「梅雨の洗車の頻度はどのくらいが理想?」などを詳しく解説していきます。
✔︎この記事でわかること
・梅雨の洗車は意味があるのか?
・梅雨に洗車しないとどうなる?
・梅雨の洗車の理想の頻度
・梅雨の洗車に最適なタイミング
・梅雨に洗車しないとどうなる?
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
梅雨の洗車は意味があるのか?
梅雨の洗車には意味があります。むしろ、梅雨こそ積極的に洗車すべきだといえます。
理由としては、雨には「汚れ」が含まれており、放置することにより塗装面の劣化が加速するからです。
梅雨に洗車しないとどうなる?
では、実際に梅雨に洗車しないとどうなるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
- 酸化共鳴により汚れが固着
- イオンデポジットが出来やすい
- ウォータースポットが出来やすい
酸化共鳴により汚れが固着

酸化共鳴とは、酸化物同士が触れ合うことでさらに酸化を引き起こすという現象です。
例えば、鳥のフンが付着した車に雨が降ると、頑固な汚れに変化するといったことも酸化共鳴の一つです。
梅雨の時期に「どうせ雨が降るから」と洗車頻度が極端に減るのは、かえって車のダメージにつながるので注意しましょう。
イオンデポジットが出来やすい

梅雨は不安定な天候が続くため、イオンデポジットが出来やすい時期でもあります。
このイオンデポジットが車のボディに出来ると普段の洗車では簡単に取ることが出来ません。
そのため車のボディの水滴が乾いてしまう前に対策を取りましょう。
ウォータースポットが出来やすい

梅雨の時期はボディに水滴が残りやすくウォータースポットができやすい時期ともいえます。
ウォータースポットは、洗車後や雨の後にボディに残った水滴がレンズの役割となり、日光の熱を集めて塗装が焼けることで発生します。
軽度のものであれば軽い洗車で落とせますが、悪化するとイオンデポジット同様に洗車で落とせない汚れになるため注意が必要です。
梅雨の洗車頻度はどのくらいが理想?
梅雨の洗車頻度はどのくらいが理想なのか?疑問に思った方も多いと思います。
この章では、梅雨の洗車頻度について詳しく解説していきます。
- 目安は「2週間に1回」
- 状況に応じて柔軟に調整
目安は「2週間に1回」
梅雨は雨が多く、汚れが付着しやすい季節です。そのため、1〜2週間に1回程度の洗車頻度が理想です。
梅雨の時期に、早めの洗車頻度を心がけることで、汚れが固着する前に落とし、シミやサビを防ぐというメリットがあります。
状況に応じて柔軟に調整
使用状況によっても柔軟に調整するのも大切です。「通勤で毎日使用している」「コーティング施工済み」などによっても、梅雨の洗車頻度は変わってきます。
以下の表を目安に、自分の梅雨の洗車頻度を考えてみましょう。
使用状況 | 洗車の頻度 | 理由・ポイント |
毎日使用 | 週1回 | 雨の中を頻繁に走ると、泥•排気ガス汚れが多くなる |
休日のみ使用 | 2週間に1回 | 使用頻度は低くても、雨ざらしの時間が長ければ汚れは付着する |
ガレージ保管で使用頻度少 | 月1〜2回 | 雨に直接当たらないなら頻度は低くてOK。外出後は早めに洗車 |
コーティング施工済み | 3週間に1回 | 汚れはつきにくいが、水垢や花粉対策で定期的な洗車は必要 |
梅雨の洗車に最適なタイミンングは?
ここまで読んで、梅雨の洗車頻度は2週間に1回を基本とし、自身の使用状況によって調整をするということがわかったと思います。
次に梅雨の洗車に最適なタイミングはいつなのか詳しく解説していきます。梅雨の洗車に最適なタイミングは以下の4つです。
- 雨が止んだ時
- しばらく雨が降らない時
- 長距離走行のあと
- コーティングの前処理
雨上がり直後

梅雨時期に最適な洗車のタイミングは、雨上がり直後が理想です。
車に付着した汚れや雨水が乾く前なので、洗車がしやすく、水ジミを防ぐことができます。
しばらく雨が降らない時

梅雨時期はこまめに天気予報をチェックして、「しばらく雨が降らない日」や「曇りが続く日」に洗車をするのが理想です。
晴れの日でもなるべく炎天下を避け、曇りや朝夕の涼しい時間帯を狙うのがベストタイミングだといえます。
長距離走行のあと

梅雨の時期に長距離走行をすると、泥・油分・ブレーキダスト・排気ガスなどの汚れが付着しています。
そのまま放置すると、汚れが固着し塗装を傷める原因になるため、できるだけ長距離走行をした当日〜翌日中には洗車するのが理想です。
コーティングの前処理

コーティングを施行する前は、しっかり汚れを落としてから施行する必要があります。
また、施行後1〜2週間はなるべく雨に当てないのが理想です。しばらく雨が続かない日を狙って洗車+コーティングを施行しましょう。
梅雨の洗車で意識すること
ここまで読んで、「梅雨は洗車する意味がある」「梅雨に最適な洗車頻度やタイミング」がわかったと思います。次の章では、梅雨の洗車で意識することを解説していきます。
梅雨の洗車で意識することは以下の3つです。
- 拭き取りだけでも徹底
- コーティング剤を見直す
- 車内の湿気やカビにも注意
拭き取りだけでも徹底

梅雨の洗車がめんどくさいという方は、拭き取りだけでも徹底しましょう。
「拭き取りだけだと傷が心配」という声もありますが、普段から洗車やコーティングを施している車であれば傷の心配は大丈夫です。
それより雨粒の放置によるイオンデポジットなどを作らないことが重要です。時間がない時はせめて拭き取りだけするよう意識しましょう。
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コーティング剤を見直す

梅雨の時期だからこそ、コーティング剤を見直すというのも一つのポイントです。
コーティング剤は「撥水性」と「親水性」というものがありそれぞれの特徴があります。
二つの特徴を理解して、自分に合ったコーティング剤を選びましょう。
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車内の湿気・カビにも注意

雨が続く梅雨の時期は、車のボディだけでなく、車内の湿気対策も重要です。
フロアマットを干したり、湿気剤を使うことでカビ・臭いの防止にもつながります。
まとめ:梅雨こそ洗車が重要!適切な頻度やタイミングで愛車を守ろう!
今回は梅雨の洗車頻度やタイミングなど詳しく解説しました。
梅雨の時期に洗車を避けてしまう人も多いですが、適切な頻度とタイミングで洗車を行うことが、愛車を長持ちさせるカギになります。
雨だからこそ汚れが付きやすく、雨だからこそ放置するとダメージが深刻になるということも理解できたと思います。
ぜひこの記事を参考に、梅雨でも積極的に洗車を取り入れてみてください!
✔︎まとめ
- 梅雨の洗車は意味があるのか?
・梅雨の洗車は意味がある!
・雨には「汚れ」が含まれている為
- 梅雨に洗車しないとどうなる?
・酸化共鳴で汚れが固着しやすい
・イオンデポジットが出来やすい
・ウォータースポットが出来やすい
- 梅雨の洗車頻度はどのくらいが理想?
・目安は「2週間に1回」
・状況に応じて柔軟に調整
- 梅雨の洗車に最適なタイミングは?
・雨上がり直後
・しばらく雨が降らない時
・長距離走行のあと
・コーティングの前処理
- 梅雨の洗車で意識すること
・拭き上げだけでも徹底
・コーティング剤を見直す
・車内の湿気・カビにも注意
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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