車に扇風機を置きっぱなしは危険?放置によるリスクと対処方法を解説!

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車の豆知識

夏になると車内の温度が異常に上がり、まるでサウナのような状態になることがあります。

こうした暑さを和らげるために「車内に扇風機を設置したい」と考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、「車の扇風機は置きっぱなしにしても大丈夫?」という疑問や不安もありますよね。

車用扇風機の放置ついて疑問の声

  • すぐ壊れないか心配
  • もしかして火災の原因になる?
  • 吸盤タイプだとすぐ取れそう
  • 発熱して溶けるのでは?

そこでこの記事では、車に扇風機を置きっぱなしにするリスクや、車内扇風機を置きっぱなしにした場合のトラブル例、正しい対処法など詳しく解説していきます。

✔︎この記事でわかること
・車の扇風機「置きっぱなし」はアリ?
・車用扇風機の置きっぱなしによるトラブル例
・車用扇風機の正しい保管方法

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!

この記事はこんな方におすすめ!

  • 車用扇風機を導入しようとしている
  • 車の扇風機の管理方法が知りたい
  • 車の扇風機を安全に使いたい
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車の扇風機「置きっぱなし」はアリ?

結論から言うと、車内に扇風機を置きっぱなしにするのはおすすめできません

その理由は主に以下の3点です。

  • 高温による機器の劣化・故障
  • 火災のリスク
  • プラスチック部分の変形

高温による機器の劣化・故障

車用扇風機の置きっぱなしがおすすめできない理由として、高熱による機器の劣化や故障リスクがあるためです

JAFの調査結果によると、夏場の車内温度は、日中で40℃〜50℃以上に、ダッシュボードは80℃近くまで高くなるという調査結果も。

車内の温度上昇を調べた
出典:JAF

扇風機などの電子機器は高温に弱く、バッテリーの膨張やモーターの故障を引き起こす可能性があるため、車に扇風機を置きっぱなしにするのは避けるべきだといえます。

火災のリスク

ごく稀に、一部の車用扇風機では、内部の電気部品が熱により変形・破損し、ショートや発火するリスクも報告されています。

安価なノーブランド製品には注意が必要です。

プラスチック部分が変形

車用扇風機の置きっぱなしがおすすめできない理由として、プラスチック部分が変形するリスクがあるためです

車用扇風機の多くはプラスチック製です。

高温下で長時間放置すると、羽やカバーが変形・変色してしまい、安全性や見た目にも悪影響が出ることがあります

車の扇風機を置きっぱなしにした場合のトラブル例

車の扇風機を置きっぱなしにした場合、以下のようなトラブルが考えられます。

車に扇風機を置きっぱなしにすると…

  • バッテリー内部が発熱する可能性
  • 電源が入らなくなるなどの故障
  • 扇風機の羽が熱で溶けるなどの劣化

SNSやレビューサイトでは、「車に扇風機を置きっぱなしにしていたら壊れた」「バッテリーが膨らんで怖かった」といった体験談も。

また、鹿児島県内では過去に、車に置いていたモバイルバッテリー付近から出火したという事例もあります。

2021年8月、鹿児島県内で車内に置いていたモバイルバッテリー付近から出火し、製品そのものも周りも焼けました。

引用元:日テレNEWS

このように、電子機器を使っていない時も危険は潜んでいます。車内の電子機器は扇風機に限らず、置きっぱなしにするのは要注意です。

車の扇風機は「置きっぱなし」よりも「正しく保管」

車の扇風機は「置きっぱなし」よりも「正しく保管」するのがおすすめです。

めんどくさいと感じるかもしれませんが、機器の寿命や事故防止のためには非常に重要な行動だといえます。

具体的な方法としては以下の3つがあります。

  • 使用後は取り外して車外へ
  • 専用収納ケースの活用
  • 配線類はまとめておく

使用後は取り外して車外へ

基本は使用後に扇風機を車から取り出し、自宅やガレージなど涼しい場所に保管しましょう

専用収納ケースの活用

どうしても車内に保管したい場合は、断熱素材の収納ボックスなどに入れることで、熱による劣化から守ることが可能です。

また、車用扇風機がダッシュボードに固定するタイプで、取り外しが難しい場合には、サンシェードを使って直射日光を遮るといった工夫も有効です

配線類はまとめておく

USBコードやシガーソケットの配線が劣化しないように、結束バンドやケーブルホルダーでまとめて収納しておきましょう。

コード類も熱で劣化するため、極力日陰になる場所に置くのが理想です

まとめ:車の扇風機は便利だけど「置きっぱなし」は避けよう

今回は、車用扇風機を置きっぱなしにした場合のリスクや対処法を解説していきました。

車用扇風機は、夏のドライブを快適にする便利アイテムでつい置きっぱなしにしがちです。

しかし、車内の高温は扇風機やその他の電子機器にとって過酷な環境であり、置きっぱなしにすると故障や変形といったリスクもあります

車用扇風機などの電子機器は、置きっぱなしを避け、安全な方法で活用することを心がけましょう。

✔︎まとめ

  • 車の扇風機「置きっぱなし」はアリ?
    ・結論:おすすめできない
    ・高温による機器の劣化・故障
    ・火災のリスク
    ・プラスチック部分の変形
  • 車の扇風機を置きっぱなしにした場合のトラブル例
    ・バッテリー内部が発熱
    ・電源が入らなくなる
    ・扇風機の羽が熱で溶ける
    ・バッテリー付近から出火した事例も
  • 車の扇風機は「置きっぱなし」よりも「正しく保管」
    ・使用後は取り外して車外へ
    ・専用収納ケースの活用
    ・配線類はまとめておく

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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