「忙しくて洗車の時間が取れない…」
「洗車って正直めんどくさい…」
そう悩んでいる方はいませんか?
洗車をしようとすると、スポンジや洗剤、ホースを用意する必要があり、作業時間も意外とかかるため「もっと気軽にできたらいいのに」と思う方も少なくありません。
洗車についての悩み
- 忙しくて洗車する時間がない
- 正直洗車はめんどくさい
- 洗車をもっと簡単にしたい
そんな時におすすめなのが、「洗車の時に水で流すだけ」というシンプルな洗車方法です!
一見すると簡単すぎて不安に思うかもしれませんが、シーンによっては十分に効果的です。
今回この記事では、洗車を水で流すだけにする方法について、正しいやり方やメリットなどをわかりやすく解説していきます。
✔︎この記事でわかること
・洗車は「水で流すだけ」で大丈夫なのか?
・洗車を水で流すだけにするメリット
・洗車の時に水で流すだけでいいケース
・洗車を水で流すだけにするやり方
・洗車の時に水で流すだけが向いている人
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
洗車は「水で流すだけ」で大丈夫?
「洗車」と聞くと、カーシャンプーやスポンジを使って念入りに手洗いするイメージがあるかもしれませんが、実は洗車は水で流すだけでも大丈夫なケースもあります。
この洗車方法を覚えれば、水で流すだけという最低限の作業で終わるので、時間がない時や、軽い汚れの時など、「気軽にキレイにしたい」という時におすすめの方法です。
洗車を水で流すだけにするメリット
洗車を水で流すだけのやり方は、手軽さ・安全性・環境面など、様々なメリットがあります。
この章では、洗車の時に水で流すだけにするメリットを4つ詳しく解説していきます。
- 圧倒的な時短になる
- ボディへの負担が少ない
- 洗剤不要で環境にやさしい
- 自宅洗車でも実践しやすい
圧倒的な時短になる
洗車の時に水で流すだけにする最大の魅力は、なんといっても「時短」です。
通常の手洗い洗車は、カーシャンプーを泡立てて、スポンジで洗い、すすいで、拭き上げで、だいたい30分〜1時間以上はかかります。
しかし、洗車を水で流すだけにすると、5分〜10分程度で完了することも可能です。
特に平日や休日の合間にちょっとだけ洗車したい時に便利で、「忙しい人」にぴったりの方法だと言えます。
ボディへの負担が少ない
スポンジで洗っている時は、どれだけ優しく洗っても細かなキズがつく可能性があります。
特にボディに砂やホコリがついたまま洗ってしまうと、知らず知らずのうちに塗装面を削ってしまうことも。
その点、洗車を水で流すだけにする方法であれば、摩擦が発生しないためキズがつきにくく、愛車の塗装を守ることにもつながります。
特に、黒や濃色系の車は洗車傷が目立ちやすいため、水で流すだけで落とせる軽い汚れを早めに流しておくのは有効な手段です。
洗車不要で環境にやさしい
通常の洗車では、カーシャンプーやワックスなどの化学物質を使うことが多く、その成分は環境負荷となることもあります。
自宅での洗車で排水がそのまま下水に流れるケースでは特に注意が必要です。
一方、洗車の時に水で流すだけにする方法であれば、化学物質を使わないため、環境への負担が非常に少ないのが魅力です。
自宅でも実践しやすい
自宅に高圧洗浄機があれば理想ですが、なくても水道とホースさえあればどこでもできるのが「洗車の時に水で流すだけ」の強みです。
また、都市部やマンション暮らしで、自宅洗車が難しい方はドライブスルー洗車がおすすめ。
ドライブスルー洗車の「水洗いコース」や「高圧洗浄コース」を利用すれば、スポンジ不要で車体の汚れを短時間で落とすことが可能です。
▶︎洗車機のおすすめコースはこれ!目的別でわかる迷った時の選び方
洗車の時に水で流すだけでいいケース
「洗車の時、水で流すだけで本当に汚れが落ちるの?」そう思う方もいると思います。
実際には、水だけで落ちる汚れと、落ちない汚れは明確に分かれるため、洗車の時に水で流すだけにする場合、どの汚れに適しているのか見極める必要があります。
そこでこの章では、洗車の時に水で流すだけで落ちる汚れ・水だけでは落ちない汚れを詳しく解説します。
水で流すだけで落ちる汚れ
洗車の時に、水で流すだけで落ちる汚れは以下の4つがあります。
- ホコリ、砂ぼこり
- 花粉、黄砂
- 雨ジミ(直後のみ)
- 軽い水垢
これらの汚れに対しては、洗車の時に水で流すだけにするのが向いていると言えます。
ホコリ、砂ぼこり
車を屋外に停めていると、空気中のチリやホコリがすぐにボディに付着します。
これらは表面にうっすらと乗っているだけなので、水でサッと流せば簡単に落ちる汚れです。
花粉、黄砂
春先によく見られる花粉や黄砂も、初期段階なら水で十分に洗い流せます。
ただし、放置すると塗装に悪影響を及ぼす場合があり、こびりつく原因になるため、早めに水洗いするのが理想です。
雨ジミ(直後であれば)
雨上がりに残った汚れも、時間が経っていなければ水だけで落ちることが多いです。
雨ジミは雨に含まれる汚れが乾いて残っただけなので、すぐに水で流せばスッと落とせます。
軽い水アカ
水垢と呼ばれる白っぽいスジも、付着直後であれば、水だけで十分に落とせます。
時間が経つと固着して落ちにくくなるため、定期的に洗車することが重要だといえます。
水だけでは落ちない汚れ
洗車の時に、水だけでは落ちない汚れには以下の5つがあります。
- 虫の死骸
- 鳥のフン
- ピッチ・タール
- 油膜(フロントガラスなど)
- 長時間放置による汚れ
これらの汚れは、水で流すだけでは落としきることができず、向いていないといえます。
虫の死骸
夏場など高速道路を走行するとフロントバンパーやフロントガラスに虫が付着します。
付着後すぐ落とすならいいですが、体液が乾くと固着して水だけではほとんど落ちません。
放置し続けると塗装にダメージを与えることもあるため、早めの除去がおすすめです。
鳥のフン
鳥のフンには酸が含まれており、塗装面を傷める危険性があります。
乾燥するとフンが固まり、水をかけただけではビクともしません。
鳥のフンは早めの除去が基本で、固着したら専用の除去クリーナーで落としましょう。
ピッチタール
走行中に道路のアスファルト由来のピッチタールがボディなどに付着することがあります。
この汚れは「油性汚れ」のため、水だけでは全く落ちません。
ピッチタール汚れを落とす時は、専用の除去クリーナーで落とすようにしましょう。
油膜(フロントガラスなど)
空気中に漂った排気ガスや雨に含まれる油分など、それがガラスやボディに付着してできる「油膜」も、水では落とすことができません。
特に雨の日の視界不良の原因にもなるため、専用のクリーナーで落とす必要があります。
長期間放置による汚れ
汚れを長期間放置された車は、汚れが層のように重なって固着しています。
この状態になると、水をかけても弾かれるだけなので、スポンジや洗剤が必要になります。
洗車を水で流すだけにするやり方
洗車は水で流すだけの方法は、やり方次第で仕上がりやボディへの影響が変わってきます。
この章では、より効果的かつ安全に汚れを落とすための具体的な手順を解説していきます。
①洗車は日陰、朝夕に行う
洗車を水で流すだけの方法でやる場合、日陰や朝夕など、気温が落ち着いた時間帯を選ぶようにしましょう。
直射日光の下で洗車すると、水がすぐに乾いてウォータースポットができやすくなります。
特に夏場はボディが高温になり、すぐに乾いてしまうため、拭き取りも難しくなります。
②上から下へ水をかける
車の上部(ルーフ)→サイド→下部(バンパーやタイヤ周り)の順に水をかけることで、汚れが効率的に下へ流れやすくなります。
この時、できれば高圧洗浄機を使うと、表面のホコリや花粉をしっかり吹き飛ばせます。
泥はねや油汚れがつきやすいタイヤ周辺やフェンダー裏は特に重点的に流しましょう。
③しっかり水を当てる
洗車を水で流すだけの方法にする時は、こすらずしっかり水を当てるのが基本です。
汚れが落ちにくい場合でも、無理に擦らず、しばらく水をかけ続けていると落ちやすくなる場合もあるのでしっかり水を当てましょう。
それでも汚れが落ちない時は、水で流しながら軽くスポンジで落とすのも効果的です。
④必要に応じて優しく拭き取り
洗車を水で流すだけで済ませた後は、必要に応じて優しく拭き取りましょう。
水道水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれており、車についた水滴が乾くと、白い水ジミとして残ることがあるため、早めに拭き取りをするのがおすすめです。
使用するタオルは傷がつきにくい、マイクロファイバークロスがおすすめです!
洗車の時に水で流すだけが向いてる人
洗車を水で流すだけにするのは、すべての人に向いているわけではなく、状況や使用頻度などによっても変わってきます。
この章では、洗車を水で流すだけにするのが向いている人を紹介します。
- 忙しくて時間がない人
- 軽い汚れしか付いていない時
- コーティング施工車
- 気軽に洗車できる人
- ある程度キレイに保てれば満足
- 冬場など水だけで済ませたい時期
忙しくて時間がない人
洗車の時に水で流すだけが向いている人は「忙しくて時間がない人」です。
特に仕事・育児・家事などでまとまった時間が取れない人には、時短で済ませられる水だけ洗車が向いています。
手洗い洗車やワックスがけまでは手が回らないけど、「車がすごい汚れていると気になる」そんな人には理想的な方法です。
軽い汚れしか付いていない時
軽い汚れしかついていない時も、洗車を水で流すだけにする方法がおすすめです。
雨上がりに軽く汚れた時や、砂ぼこりや花粉が薄く積もったくらいの汚れなら、スポンジや洗剤を使わなくても水だけで十分落とせます。
放置すると汚れが固着して水では落ちにくくなるので、汚れが軽いうちに洗うのが重要です。
コーティング施工車
コーティングを施工している人も、洗車の時に水で流すだけにする方法がおすすめです。
ボディコーティングが施工されている車は、汚れが付着しにくく、水で簡単に流れ落ちやすい性質を持っています。
そのため、コーティングの効果を活かす意味でも「洗車は水で流すだけ」という方法は非常に相性が良く、定期的なメンテナンス洗車として有効です。
気軽に洗車できる人
洗車の時に水で流すだけが向いている人は、「気軽に洗車できる人」です。
自宅に駐車場+水道がある人は、気が向いたときにサッと洗車できる環境が整っているため、水だけ洗車が最適です。
ある程度キレイに保てれば満足
洗車を水で流すだけの方法は「ある程度キレイに保てれば満足」という方にもおすすめです。
洗車はしたいけど、細かい仕上がりまで気にしないという方にとっては、コスパ・タイパともに優秀な方法です。
冬場など水だけで済ませたい時期
冬の時期は手がかじかむため、長時間の洗車が辛くなる時期でもあります。
このような時期には、水洗い洗車で最低限の汚れを落とすだけでも大きな効果があります。
特に塩カルが車に付着している時は、早めに水で流すだけでも塗装の保護に繋がります。
まとめ:洗車は水で流すだけでOK!やり方を覚えて気軽に愛車をピカピカにしよう!
今回は「洗車は水で流すだけで大丈夫か?」「実際のやり方」など詳しく解説しました。
洗車の時に水で流すだけのやり方にする場合は、使い方とタイミングさえ理解して行えば非常に合理的で便利な選択肢です。
「時短洗車」や「シンプル洗車」を覚えたい方はぜひこの記事を参考にしてみてください!
✔︎まとめ
- 洗車は「水で流すだけ」で大丈夫?
・洗車は水で流すだけでOK!
・気軽にキレイにできるのが魅力
- 洗車を水で流すだけにするメリット
・圧倒的に時短になる
・摩擦が発生しないため洗車傷が減る
・化学物質を使わないため環境にいい
・水道とホースさえあればすぐできる
- 洗車の時に水で流すだけでいいケース
・水だけ洗車は汚れを見極める
【水で流すだけで落ちる汚れ】
ホコリ、砂埃、花粉、黄砂、雨ジミ、軽い水垢
【水だけでは落ちない汚れ】
虫の死骸、鳥のフン、油膜、長期間放置による汚れ
- 洗車を水で流すだけにするやり方
①洗車は日陰、朝夕に行う
②上から下へ水をかける
③しっかり水を当てる
④必要に応じて優しく拭き取り
- 洗車の時に水で流すだけが向いてる人
・普段から忙しくて時間がない人
・軽い汚れしか付いていない時
・コーティングを施工している人
・気軽に洗車できる人
・ある程度キレイにできれば満足な人
・冬場など水だけで済ませたい時
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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