新車の洗車、どれくらいの頻度が正解?新車を購入したばかりのときは、ピカピカのボディに見惚れて「なるべくきれいに保ちたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
一方で、「頻繁に洗車するのは逆効果って聞いたけど本当?」と不安に感じる方もいるかも。
新車の洗車頻度についての声
- 新車の洗車頻度どれくらいがいい?
- せっかくの新車キレイに保ちたい
- 新車の洗い過ぎは大丈夫なの?
そこでこの記事では、新車を美しく保つために「最適な洗車の頻度」と「洗車頻度を安定させるためのコツ」など詳しく解説していきます。
✔︎この記事でわかること
・新車購入後の初回洗車タイミング
・新車の洗車頻度はどれくらいか
・新車の洗車頻度を安定させる方法
・新車の洗車頻度を減らす方法
・新車の洗車頻度についてQ&A
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
「洗車頻度を知る前の予備知識」新車購入後の初回洗車はいつがいい?
初回の洗車タイミングは、納車から1〜2週間以内が理想です。
「新車=汚れにくい」と思われがちですが、実際は購入直後でもすぐに汚れは付着します。
大気中のホコリや排ガス、雨に含まれる酸性成分などが少しずつボディを汚していき、放置するとシミや劣化の原因になることも。
特に新車は塗装面がきれいな分、わずかな汚れでも目立ちやすくなるため、こまめな洗車で状態を保つことが重要です。
最初の洗車は早すぎる必要はありませんが、納車後1〜2週間以内には実施しましょう。
新車の洗車頻度はどれくらい?
一般的に、新車の洗車頻度の目安は「2週間に1回」が理想とされています。
屋外駐車や悪天候が多い地域であれば、さらに短いサイクルでの洗車が望ましいでしょう。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、車の保管環境や使用状況によって変わります。
走行環境や季節によっても変わる
新車の洗車頻度は、自身の走行環境や季節によっても変わります。
以下の例を参考に、状況に応じて洗車頻度を変えるというのも意識しておきましょう。
雨が多い季節
雨が多い梅雨の時期は、酸性雨による塗装ダメージを防ぐため、週1回程度がおすすめ。
雪が降る冬場
雪が降る時期は、融雪剤がボディ下部に付着するため、走行後は早めの洗車が必須。
花粉や黄砂の時期
花粉や黄砂は塗装に固着しやすいため、放置せず早めの対応が重要です。
洗車しすぎによるデメリット
洗車は必要ですが、過度な洗車はかえって車にダメージを与えることがあります。
洗い過ぎによるデメリット
- 洗車のたびスポンジで擦れば細かい洗車キズが増える
- 強い水圧やブラシでコーティングを削ることもある
「きれいにしたい」という気持ちが裏目に出ることもあるため、適切な頻度を守ることが大切です。
新車の洗車頻度を安定させるためのおすすめの洗車方法と注意点
「新車の洗車頻度はわかったけど、洗車する余裕がない」という方も多いと思います。
やはり手洗い洗車だけをやり続けるのは、モチベーションが続かない場合もあります。
そこでおすすめしたいのが、「手洗い」と「洗車機」を使い分けるというやり方です!
余裕がある時は「手洗い洗車」、手軽にキレイにしたい時は「洗車機」といったように、洗車の方法を使い分けることで新車の洗車頻度を安定させることができます。
洗車方法 | メリット | デメリット |
手洗い洗車 | キズを防ぎやすく丁寧に洗える | 手間と時間がかかる |
洗車機 | 時間短縮、手軽にできる | 塗装にキズがつく可能性あり |
洗車でやってはいけないNG行動
新車を長く美しく保つには、「やってはいけないこと」をしっかり知っておくことも大切です。
間違った洗車方法は、短期間で新車の美観を損なってしまう恐れがあります。
新車の洗車頻度を意識した上で、洗車でやってはいけないNG行動も理解しておきましょう。
洗車でやってはいけないNG行動
- 乾いた布でホコリを拭き取る
- 研磨剤入りのカーシャンプー
- 直射日光の下で洗車する
- 汚れたスポンンジやタオルで洗車する
- 高圧洗浄機の使い方に注意しない
乾いた布でホコリを拭き取る
走行や駐車中にボディに付着した砂やホコリは、目に見えなくてもザラザラしています。
その状態で乾いた布でこすると、紙やすりで磨いているのと同じ状態になり、塗装面に細かいキズが入ってしまいます。
特に新車は塗装がキレイな分、浅いキズでも目立ちやすいので注意が必要です。
正しい対応
- ホコリは水で流してから優しく洗う
- 乾拭きする場合は、マイクロファイバークロスを使用し、ボディがキレイな状態で行う
研磨剤入りのカーシャンプーを使う
新車にはメーカーや販売店で施工されたコーティングがされていることがあります。
しかし、強すぎる洗剤や研磨剤入りのシャンプーを使うと、それを削り落としてしまうリスクがあります。
また、塗装そのものにダメージを与えることもあるため、新車には中性シャンプーでコーティング対応のものを使うのが基本です。
正しい対応
- 中性のカーシャンプーを選ぶ
- 「ノーコンパウンド」「コーティング対応」の記載がある製品を選ぶ
直射日光の下で洗車をする
日差しの強い場所で洗車をすると、すすぎや拭き上げの途中で水滴が蒸発してしまい、ウォータースポットが残りやすくなります。
これらは乾燥すると簡単に落とせず、最悪の場合は塗装面に固着してしまうこともあります。
正しい対応
- できるだけ日陰で洗車する
- 気温の高い日中は避け、朝夕や曇りの日を選ぶ
- こまめに拭き取りをして水滴を残さないようにする
汚れたスポンジやタオルで洗車する
一度使ったスポンジやタオルには、目に見えない砂や鉄粉が残っていることがあります。
そのまま利用すると、洗車のつもりが、逆にキズをつける行為になってしまいます。
正しい対応
- 洗車用品は毎回洗ってから保管
- 複数のタオルを使い分ける
(ボディ用、ホイール用など) - 使用後のタオルはしっかり洗って砂を完全に落とす
高圧洗浄機の使い方に注意しない
高圧洗浄機は便利ですが、ノズルを車体に近づけすぎると水圧で塗装やパーツにダメージを与えることがあります。
また、すでに傷がある場所では、その部分がさらに広がることもあるため注意が必要です。
正しい対応
- 20〜30㎝以上離して使用
- ノズルの角度はなるべく浅く
- モールやエンブレム周りなどデリケートな部分は手洗いが無難
新車の洗車頻度を減らすのもポイント
新車のキレイな状態を保つために定期的な洗車は大切です。
しかし、頻繁に洗車するのは時間も手間もかかるため「なるべく洗車の回数は減らしたい」と考える方も少なくありません。
そこで最後の章では、「洗車頻度を減らす」という点に着目して、新車の美しさをキープしながら洗車頻度を減らすコツを紹介します。
新車の洗車頻度を減らすための具体的な方法は、以下の5つです。
- ボディコーティングを施工
- 洗車後に撥水スプレーを併用
- 汚れを防ぐボディカバーを活用
- 部分洗車、拭き取りだけでもOK
- 現在の駐車環境を見直す
ボディコーティングを施工
新車時にボディーコーティングを施工しておくと、塗装面に強力な保護膜ができ、ホコリや水垢、鳥のフン、花粉などの汚れが塗装に直接触れにくくなります。
特に「ガラス系コーティング」や「セラミックコーティング」は耐久性が高く、3〜5年持続するタイプもあるため、長期的に洗車頻度を減らす効果が期待できます。
汚れがつきにくくなり水洗いで簡単に落とせるように!
洗車後に撥水スプレーを併用
洗車後にスプレータイプの撥水コートや簡易ワックスを使えば、ボディ表面に薄い保護膜を追加できます。
これにより、雨が降ったときに水と一緒に汚れが落ちやすくなるため、結果的に洗車の頻度を減らすことができます。
「雨が降る=ボディが自然にキレイになる」状態を作れるのが理想です。
汚れを防ぐボディカバーを活用
屋外駐車であれば、どうしても雨やホコリで汚れやすくなります。
そこで、車体全体を覆うボディカバーを使うことで、そもそも汚れの付着を防ぐという方法があります。
特に「新車納車からしばらく乗らない人」や「週末しか運転しない人」に有効です。
部分洗車、拭き取りだけでもOK
ボディ全体が汚れていなくても、「鳥のフン」「虫の死骸」「泥ハネ」など特定の場所だけ汚れていることはよくあります。
そんな時は、無理に全体を洗車せず、汚れた箇所だけ軽く水で流して拭き取る「部分洗車」で済ませることで新車の洗車頻度を減らせます。
現在の駐車環境を見直す
駐車環境によって車の汚れ方は大きく変わります。
駐車環境 | 汚れやすさ | 洗車頻度への影響 |
屋外 | 高い | 月2〜4回必要になる |
カーポート | 中程度 | 月1〜2回で済む可能性 |
屋内ガレージ | 低い | 月1回でも美観維持可能 |
今後もし引っ越しや駐車場の契約変更を考えている方は、洗車の手間も加味して検討するとよいでしょう。
洗車頻度減らす=サボるではない
洗車頻度を減らすというと「手入れを怠る」と捉えられがちですが、本当の意味は「必要最低限の手間で美しさを保つ」ことです。
コーティングやボディカバーなどの予防的な対策と、部分洗車などの日常の軽いケアをうまく組み合わせることで、新車の輝きを維持しながら、洗車の頻度を減らすことができます。
新車の洗車頻度に対するQ&A

Q1.新車の洗車は水洗いがベスト?
A. 新車のうちは塗装面がキレイで、コーティングが効いているため、軽い汚れだけなら水洗いで十分に落とせます。ただし汚れがひどい場合は、中性シャンプーで洗うのがおすすめ。
Q2.新車はコーティングするべき?
A. 未施工だと汚れが落ちにくくなるので、結果的に洗車頻度が増えます。
Q3.洗車のし過ぎはよくない?
A. 摩擦によるキズ、コーティング剥がれのリスクがあります。
Q.新車でも洗車機を使っていい?
A. 布ブラシ式やノンブラシ洗車機であればOK。ただし、コーティングが剥がれる場合もあるので注意。
まとめ:新車の洗車は「適切な頻度」を意識して美観を維持しよう!
今回は、新車の洗車頻度について詳しく解説していきました。
正しい方法と頻度を守れば、新車の輝きを長く保つことができます。
あなたの愛車をいつまでもキレイに維持するために、ぜひ今日から実践してみてください!
✔︎まとめ
- 新車購入後の初回洗車はいつ?
納車から1〜2週間以内が理想
- 新車の洗車頻度はどれくらい?
・基本は2週間に1回が理想
・保管環境や使用状況によって変わる
・洗車し過ぎると逆にデメリットに
- 新車の洗車頻度を安定させる方法
・余裕がある時は「手洗い洗車」
・時短重視なら「洗車機」
・使い分けてモチベーション維持
・洗車でやってはいけない事
- 新車の洗車頻度を減らすのもポイント
・新車の洗車頻度を減らすのも有効
・具体的な方法は5つ
・ボディーコーティングを施工
・洗車後に撥水スプレーを併用
・汚れを防ぐボディカバーを活用
・部分洗車、拭き取りだけでもOK
・現在の駐車環境を見直す
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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