車からカチカチ音がする?タイヤに挟まった小石の危険性や取り方を解説!

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皆さんは運転中に車からカチカチ音が聞こえる!といった経験はありませんか?

実はこの音の正体はタイヤの溝に挟まった小石によるものです。

『しばらくすると取れるから放っておけばいいだろう』と放置していると、思わぬ事故につながる可能性もあるため注意が必要です。

そこで今回この記事では、車のタイヤに挟まった小石の危険性と取り方について解説します。

✔︎この記事でわかる事
・車に小石が挟まることによる危険性
・タイヤの小石の取り方
・タイヤの小石は除去するべきか?
・小石が挟まりやすいタイヤ

ぜひ参考にしてみてください!

この記事はこんな方におすすめ!

  • 車からカチカチ音がして不安
  • 車のカチカチ音の正体を知りたい
  • タイヤの小石は取るべきか知りたい
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タイヤに小石が挟まる事による危険性

タイヤに小石が挟まることによる危険性は主に以下の2つになります。

  • パンクする可能性が高くなる
  • 飛び石でボディ・ガラスの破損

パンクする可能性が高くなる

タイヤに小石が挟まると、小石の形や刺さった場所によってはパンクする可能性が高くなります。

タイヤのパンク

タイヤのトレッド面(路面との接地面)には山と谷があり、山の部分に刺さっている場合はパンクしませんが、谷の部分に刺さっている場合はパンクする可能性が高くなってしまいます。

山の部分の厚みは20㎜ほどありますが、谷の部分は薄くなっているので、ここに小石が刺さってしまうと空気が漏れてしまいます。

飛び石でボディ・ガラスの破損

タイヤの溝に挟まった小石は、走行中のタイヤの遠心力で勢いよく取れ、近くを走っている車のボディやガラスを破損させる危険性があります。

飛び石によるフロントガラスの傷

高速道路を走っている時によく飛び石が飛んでくるのも遠心力によるもので、時速80km〜100kmの車から飛んだ石がボディやフロントガラスにぶつかるのでその威力は相当です。

高速に乗る前には、タイヤに小石が挟まっていないかの確認しておきましょう。

タイヤの小石の取り方

タイヤに挟まった小石の取り方は以下の2つになります。

マイナスドライバーを使う

スチームを使う

マイナスドライバーを使う

マイナスドライバーなど、先が細い工具を使用すると簡単に取ることができます。

タイヤに挟まった小石の除去

マイナスドライバーがない時は、車の鍵や、で取れる場合もあります。

スチームを使う

スチームを使うと表面についた細かい小石を簡単に取ることができます。

高圧洗浄機

スチームと聞くと難易度が上がると思いますが、ガソリンスタンドやケルヒャーなどの家庭用スチームなど割と身近にあるため検討してみましょう。

タイヤの小石は取り除くべき?

タイヤに挟まった小石は取り除くことが推奨されています。

そのまま放置していると、パンクの原因や飛び石などにより他の車両に被害が及ぶ可能性があるため、注意する必要があります。

高速に乗る前や洗車をするタイミングでタイヤを見渡してみて、小石が挟まっていたら積極的に取り除くようにしましょう。

daiki
daiki

僕は洗車の時にタイヤを触って小石が挟まっていないか確認してます!

✔︎洗車のやり方を見直してみませんか?

▶︎【初心者必見】洗車でやってはいけない行動5選

取らない方がいい場合もある

基本的にタイヤの小石は取り除くことが推奨されていますが、タイヤに深くめり込んでいる場合は安易に取らない方がいいといえます。

また、小石ではなく釘や金属片などがめり込んでいる場合も無理矢理取らない方がいいでしょう。

理由としては、タイヤに深くめり込んでいる小石などは、取り除く際にタイヤを傷つけてしまう恐れがありパンクする可能性があるため危険です。

深くめり込んでいる釘を見つけたら特に注意

刺さっている箇所を発見した際は、無理して取り除こうとせず、必ずディーラーなどの専門店にみてもらいましょう。

自動車整備工場

パンクはバースト(タイヤの破裂)とは違い、少しずつ空気が抜けていくので意外と気付かないことも多いです。

いつの間にかパンクしているなんてこともあり得ますので、専門店で確認してもらいましょう。

パンクしているか自分で確認する方法

タイヤがパンクしているかどうかは自分で確認する事も出来ます!
気になる箇所に石鹸水を吹きかけ、泡がぶくぶくしていたら空気が漏れているということになります。

タイヤに小石が挟まりやすい状態

実はタイヤの状態によって小石の挟まりやすさが変わり、以下の2つのパターンに分けられます

新品タイヤ・スタッドレス/挟まりやすい

劣化したタイヤ・ノーマル/挟まりにくい

小石が挟まりやすいタイヤ

小石が挟まりやすいのは「新品タイヤ」「スタッドレスタイヤ」です。

新品のスタッドレスタイヤ

新品タイヤやスタッドレスタイヤは溝が深くトレッドパターンの幅が広いため、小石が挟まりやすい状態だといえます。

車にとってタイヤの溝が深いのはメリットしかありませんが、小石が挟まりやすくなってしまうので注意しましょう。

小石が挟まりにくいタイヤ

小石が挟まりにくいタイヤは「ノーマルタイヤ」「劣化したタイヤ」です。

劣化したタイヤ

ノーマルタイヤや劣化しているタイヤは比較的溝が浅いため小石が挟まる可能性は低いです。

しかし、鋭利な小石やガラスなどが刺さりやすい状態であり、パンクする可能性が高まるので注意しましょう。

まとめ:車のカチカチ音はタイヤに小石が挟まっているサイン!

今回の記事で車のカチカチ音の正体はタイヤに挟まった小石によるものだということがわかったとお思います。

わりと放置しがちな車のカチカチ音ですが、危険を知らせるサイレンだと思えば対応も変わってくるのではないでしょうか?

今回紹介したタイヤに挟まった小石の危険性や取り方を意識して、高速に乗る前や洗車をしている時などこまめにチェックして快適な運転を心がけましょう!

✔︎まとめ

  • 車のカチカチ音の正体はタイヤに挟まった小石によるもの
  • タイヤに小石があるとパンクや飛び石の危険がある
  • タイヤの小石の取り方はマイナスドライバーやスチーム、車の鍵で取れる
  • タイヤの小石は基本取ったほうがいいが、深くめり込んでいた場合は注意
  • 新品タイヤ・スタッドレスタイヤは小石が挟まりやすい
  • 劣化したタイヤは小石が挟まりにくいが、釘などは刺さりやすい

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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