「洗車したのにまた汚れている…」
そんな経験はありませんか?
実は一口に「汚れ」と言っても、車に付着する汚れには様々な種類があり、それぞれ原因も落とし方も異なります。また、間違った方法で対処すると、逆に塗装を傷めてしまうことも。
✔︎車の汚れについてのよく聞く声
- 洗車しても汚れる
- 茶色い点々の汚れがついている
- 車のボディに黄色い汚れがある
- 白いポツポツした汚れがある
この記事では、車の汚れの種類をわかりやすく解説しながら、それぞれに合った対処法や予防策もご紹介します。
愛車を長くキレイに保つためにも、まずは「汚れの正体」を知ることから始めましょう!
✔︎この記事でわかること
・車の汚れの種類を知るメリット
・車の汚れの種類
・車の汚れについてのQ&A
ぜひ参考にしてみてください!
車の汚れの種類を知るメリット
車の汚れには様々な種類があり、それぞれ原因や対策が異なります。
車の汚れの種類を理解することで、適切な洗車方法やメンテナンスができるようになり、車の美観や耐久性を保つことができます。
まずは車の汚れの種類を知るとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。車の汚れの種類を知る具体的なメリットは以下の5つです。
✔︎車の汚れの種類を知るメリット
- 汚れに応じた正しい洗車ができる
- ボディのダメージを未然に防ぐことで車の寿命を延ばせる
- 洗車時間を短縮できる
- 不要な出費を防げる
- 車の見た目をキレイに保てる(リセールバリューもUP)
汚れに応じた正しい洗車ができる

車の汚れの種類を知らずに間違った洗車をすると、汚れが落ちにくかったり、逆に傷をつけてしまうことも。
車の汚れの種類を理解することで、汚れに応じた正しい洗車ができるようになり、結果として効率よく安全に洗車ができるようになります。
ボディのダメージを未然に防ぐことで車の寿命を延ばせる

汚れを放置すると状況がさらに悪化する場合があります。最悪の場合、通常の洗車で落とすことができず磨きが必要になることも。
車の汚れの種類を知ることで、早めに適切な対処ができ、車の寿命を延ばすことができます。
洗車時間を短縮できる

車の汚れの種類を把握できると、汚れに対して最適な洗車方法がわかるようになります。
無駄な工程を省いて効率的に洗車することができ、洗車時間を短縮できるようになります。
不要な出費を防げる

汚れを放置して塗装がダメージを受けると、磨きや再塗装が必要になり、高額な修理費がかかることもあります。
車の汚れの種類を知り、定期的なメンテナンスをすると、コーティングや塗装が長持ちし、不要な出費を防げるのも大きなメリットです。
車の見た目をキレイに保てる(リセールバリューもUP)

車の汚れの種類を把握し、車の美観を維持できれば、売却するときの価値も高くなります。
汚れに適した洗車とメンテナンスをすることで、新車のような輝きを長くキープでき、結果としてリセールバリューもUPします。
車の汚れの種類
上記のことから、車の汚れの種類を知ると様々なメリットがあることがわかったと思います。
次の章では、実際に車の汚れにはどんな種類があるのか解説しています。
車の汚れの種類は全部で8つで、見極めるポイントとしては「汚れの見た目」です。
詳しく見ていきましょう。
✔︎車の汚れの種類
- 水垢(みずあか)
- ウォータースポット
- イオンデポジット
- 花粉・黄砂
- 鳥のフン
- 虫の死骸
- ピッチタール
- 鉄粉
1. 水垢(みずあか)

車の汚れの種類1つ目は、水垢です。
雨水や洗車時の水滴が蒸発し、ホコリや油分が混ざったもので、黒っぽいスジ状の汚れが発生します。主にドアの隙間やミラー、ボディの下部に付着しやすいのが特徴です。
水垢汚れの対策
「2週間に1回の洗車」などの定期的な洗車が効果的です。また、水垢専用クリーナーの使用やコーティング施工で水垢を防げます。
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2. ウォータースポット

車の汚れの種類2つ目は、ウォータースポットです。
洗車後のボディに残った水滴が、レンズの役割となり、日光の熱を集めて塗装面が焼けることで発生します。
軽度のものであれば白いシミになり比較的簡単に落とせますが、放置すると塗装に浸透し、クレーター状のダメージになります。
ウォータースポットの対策
水滴が原因なので、洗車後に拭き上げをするとウォータースポットを防ぐことができます。
また、クエン酸水や専用クリーナーで除去や、純水で洗車すればシミの発生を防げます。
3. イオンデポジット

車の汚れの種類3つ目は、イオンデポジットです。
イオンデポジットは、ボディに残った水が蒸発することで、水に含まれるミネラル成分が白いシミとして固着する事で発生します。
ウォータースポットと同様に、長期間放置する事で塗装面まで侵食してしまい、通常の洗車では落とせなくなるので注意が必要です。
イオンデポジットの対策
洗車後に必ず拭き上げをすることでイオンデポジットを防ぐことができます。
また水道水に含まれるミネラル分を除去できる洗車用純水器を使うのもおすすめです。
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4. 花粉・黄砂

車の汚れの種類4つ目は、花粉・黄砂です。
春に多く、ボディに黄色い粉状の汚れが付着するのが特徴です。雨に濡れると固着し、シミになる場合もあります。
花粉・黄砂の対策
花粉・黄砂汚れを見つけたら、こまめに水洗いするようにしましょう。
また、花粉シーズンであっても汚れがつきにくくなるコーティング施工がおすすめ。
5. 鳥のフン

車の汚れの種類5つ目は、鳥のフンです。
鳥のフン汚れは酸性成分が強く、放置すると塗装面を侵食する可能性があります。
特に夏場は短時間でダメージが進行するので注意しましょう。
鳥のフン対策
鳥のフンは乾燥すると固着するため、見つけたら早めに水で流すことが重要です。水で流すことができない場合は、ウェットティッシュや専用クリーナーでの拭き取りがおすすめ。
また、コーティング施工をしておくことで鳥のフンによるダメージを軽減できます。
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6. 虫の死骸

車の汚れの種類6つ目は虫の死骸です。
虫の死骸は車のボディやフロントガラス、サイドミラーに付着しやすい汚れの一つで、特に夏場や夜間の高速道路を走った後に付着しやすいです。
虫の体液には強い酸性成分が含まれており、長期間放置すると塗装を侵食することがあります。また、乾燥すると固着して落ちにくくなるため注意が必要です。
虫の死骸対策
虫の死骸が付着したら早めに水洗いをしましょう。放置して固着してしまった場合は、虫取り専用クリーナーを使うと簡単に除去できます。
また、虫の死骸が付着してもすぐ取れるようにコーティングを施工するのもおすすめです。
7. ピッチタール

車の汚れの種類7つ目は、ピッチタールです。
ピッチタールとは、道路上のアスファルトや舗装工事で使われる油性の成分が原因で発生する汚れです。
特に夏場や暑い時期には溶けたアスファルトが車のボディやホイールに飛び散り、黒い点々汚れとして付着します。
ピッチタールの対策
ピッチタールは放置すると固着して落としにくくなるため、早めの洗車が重要です。
またコーティングを施しておくと、ピッチタールが付きにくくなるだけでなく、付着した場合でも落としやすくなるメリットもあります。
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8. 鉄粉

車の汚れの種類8つ目は、鉄粉です。
鉄粉汚れは車のボディやホイールに付着した微細な金属粉のことで、主にブレーキダストや工場から飛んできた鉄粉が原因です。
鉄粉は放置すると酸化してサビになるため、定期的な除去が必要になります。
鉄粉の対策
ボディを手で触るとザラザラしている場合、鉄粉が付着しているサインです。
鉄粉除去スプレーや粘土クリーナーを使うことでしっかり落とすことができます。また、コーティングを施し定期的な洗車をすることで鉄粉の付着を防ぐことができます。
車の汚れの種類についてのQ&A

車をキレイに保ちたいと思っても「この汚れは何?」「どうすれば防げる?」と疑問に思うことはありませんか?
最後の章では、そんな車の汚れの種類についてよくある質問とその答えを紹介していきます。
Q1. 車の茶色い汚れは何ですか?
A. 鉄粉や泥汚れが原因
高速道路や交通量の多い場所を走行すると、鉄粉が付着しやすく茶色い汚れがつきます。
また、雨の日にタイヤで跳ね上げた泥やホコリが乾燥すると茶色い汚れになります。
Q2. 車の水垢は何種類ある?
A. 水垢には「油分を含む水垢」と「ミネラル成分が原因の水垢」の2種類
見分けるポイントとして、黒いスジ状の汚れが油分を含んだ水垢で、ミネラル成分が原因の水垢は白いシミになるのが特徴です。
Q3. 車の黄色い汚れは何ですか?
A. 花粉や黄砂が原因
「春先になると車が黄色く汚れる…」と感じる方は花粉や黄砂を疑いましょう。
Q4. 車の白いポツポツは何?
A. ウォータースポットやイオンデポジットが原因
水滴が乾燥し、ミネラル成分が固着したもので、雨水や洗車後の水滴を拭き取らずに放置すると発生しやすいです。
Q5. 車に虫が付きやすい色は何色ですか?
A. 白や黄色などの明るい色
虫は光に反応しやすいため、白や黄色の車に集まりやすい特徴があります。
まとめ:車の汚れの種類を理解して効果的に洗車しよう!
今回は車の汚れの種類について詳しく解説していきました。
車の汚れの種類を理解しておくことで、汚れに対して適切な洗車ができるようになり、安全で効率の良い洗車ができるようになります。
また、車の美観を長く維持できるようになるので、リセールバリューUPも期待できるといった嬉しいメリットも。
この記事を何度も読み返して、普段の洗車に役立ててみてはいかがでしょうか?
✔︎まとめ
- 車の汚れの種類を知るメリット
・汚れに応じた正しい洗車ができる
・ボディのダメージを未然に防ぐことで車を長持ちさせる
・洗車時間を短縮できる
・不要な出費を防げる
・車の見た目をキレイに保てる(リセールバリューもUP)
- 車の汚れの種類
・水垢(みずあか)
・ウォータースポット
・イオンデポジット
・花粉・黄砂
・鳥のフン
・虫の死骸
・ピッチタール
・鉄粉
- 車の汚れの種類についてのQ&A
・車の茶色い汚れは?
→鉄粉や泥汚れ
・車の水垢は何種類?
→ミネラルと油分の2種類
・車の黄色い汚れは何?
→花粉や黄砂
・車の白いポツポツは何?
→ウォータースポットやイオンデポジット
・車に虫が付きやすい色は?
→白や黄色などの明るい色
最後まで読んで頂きありがとうございました!洗車部logでは洗車や車に関する情報を発信しています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください!