冬の洗車は拭き取りしないでいい?拭かないとダメ?冬の洗車の仕方とコツ

冬の洗車は拭き取りしないでいい? 洗車の知識
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冬は気温が低く、洗車をするだけでも一苦労。

「冬の洗車がつらくてできない」
「冬の洗車は拭き取りしないでいい?」

そんな思いから、冬の洗車で拭き取りしない人は意外と多いではないでしょうか?

冬の洗車でよくある悩みや疑問

  • 冬の洗車は拭き取りしないでいい?
  • 手がかじかんで冬の洗車がつらい
  • 冬の洗車の仕方とコツを知りたい

しかし、冬の洗車で拭き取りをしないのは「凍結」「シミ」「パーツ劣化」など、さまざまなトラブルを引き起こす可能性があり、車にとって大きなリスクだといえます

冬の洗車で拭き取りをしないのは、車にとって大きなリスクになる可能性がある!

そこでこの記事では、冬の洗車後に拭き取りをしないとどうなるのか?冬の洗車の仕方とコツを詳しく解説していきます!

✔︎この記事でわかること
・冬の洗車で拭き取りしない人の特徴
・冬の洗車は拭き取りしないでいい?
・冬の洗車の仕方とコツ
・冬の洗車タイミングと時間帯
・冬の洗車でよくある質問

ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!

この記事はこんな方におすすめ!

  • 冬の洗車の拭き取りするか迷う
  • 冬の洗車の仕方とコツを覚えたい
  • 冬の洗車の注意点を知りたい
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冬の洗車で拭き取りしない人の特徴

冬の洗車で拭き取りしない人の特徴

「寒くて拭き取りがしんどい」
「冬の洗車は拭き取りしないでおこう」

このように、寒さが厳しい冬の洗車は、拭き取りをしない人も多いのではないでしょうか?

そこでこの章では、冬の洗車で拭き取りをしない人の特徴を紹介していきます。

冬の洗車は拭き取りしない人の特徴

  • 寒くて作業が面倒だから
  • 水がすぐ凍りそう
  • 自然乾燥でもいいと思っている

寒くて作業が面倒だから

冬の洗車で拭き取りをしない人の特徴は、寒くて作業が面倒だからという理由があります

冬の洗車は冷たい風・冷たい水との戦いです。

「手がかじかむ」「外に長時間いたくない」「めんどくさい」という理由で、拭き取り作業を省略してしまうケースは多いといえます。

水がすぐ凍りそう

冬の洗車で拭き取りをしない人の特徴として、水がすぐ凍りそうという理由もあります

寒いし拭いてもすぐ凍るのでは…?

このような不安から、逆に拭き取りをしないという間違った判断をすることも。

実際は、冬の洗車で拭き取りしないと、凍結リスクなどの悪影響の方が大きいといえます

自然乾燥でもいいと思っている

冬の洗車で拭き取りをしない人の特徴で、自然乾燥でもいいと思っている傾向があります

しかし、冬でも夏でも洗車後の自然乾燥は基本的にNGだといえます。

洗車後に自然乾燥をすると、ボディについた水滴が乾きイオンデポジット(水シミ)として残ってしまうため、注意が必要です。

冬の洗車は拭き取りしないでいい?

冬の洗車は拭き取りしないでいい?

冬の洗車は拭き取りしないでいい?という疑問があると思いますが、答えは「冬の洗車でも拭き取りするべき」だといえます

理由は様々で「凍結リスク」「樹脂パーツの劣化」などが挙げられます。

冬の洗車は拭き取りしないでいい?
答え:冬でも拭き取りをするべき

  • ボディの水滴が凍ってしまう
  • ウォータースポット・イオンデポジットが残ってしまう
  • ゴム・樹脂パーツの劣化を早める
  • 窓ガラスやミラーが凍り視界悪化
  • ドアが凍りついて開かなくなる

ボディの水滴が凍ってしまう

冬の洗車でも拭き取りをしないといけない理由①は、ボディの水滴が凍ってしまうからです

冬の洗車で拭き取りをしないと「凍結リスク」があります。

特に気温が0℃近くになる朝や夜は、水滴がそのまま固まり、ボディの表面に氷の膜ができてしまうため注意が必要です。

気温0℃近くになると起こるリスク

  • ドアミラーが動かない
  • ガラス視界が悪化
  • 走行中に氷が飛び散る危険性

このように様々な問題を招き、深刻な問題に繋がる可能性もあります

ウォータースポット・イオンジポデットが残ってしまう

冬の洗車でも拭き取りをしないといけない理由②は、ウォータースポット・イオンデポジットが残ってしまうからです

乾くまで時間がかかる冬は、日光や気温の影響で「水ジミ(水垢)」ができやすい季節ともいえます。

特に、冬の洗車後の拭き取りをしない場合は、ミネラル成分が白く残る「イオンデポジット」ができやすく、塗装に固着してしまうこともあります。

ゴム・樹脂パーツの劣化を早める

冬の洗車でも拭き取りをしないといけない理由③は、ゴム・樹脂パーツの劣化を早めるからです

水分が凍ったり、シミとして残ることで、ゴムパーツや樹脂パーツのひび割れ・白化を引き起こします。

特に、ドア周りやワイパーゴムは冬場のダメージを受けやすい部分なので注意が必要です

窓ガラスやミラーが凍り視界悪化

冬の洗車でも拭き取りをしないといけない理由④は、窓ガラスやミラーが凍り視界悪化の原因になるからです

洗車後に拭き取りをせず放置すると、ガラスに残った水滴が一晩で凍りつきます。

出勤前に「ミラーが凍って後方が見えない…」という危険な状態になる可能性もあります。

ドアが凍りついて開かなくなる

冬の洗車でも拭き取りをしないといけない理由⑤は、ドアが凍りついて開かなくなるからです

ドアのゴム部分に水が残ったまま夜を迎えると、凍結してドアが開かないという冬特有のトラブルも発生します。

これは拭き取りをしなかった人に特に多い事例の一つだといえます。

冬の洗車の仕方とコツ

ここまでの解説で、冬の洗車でも拭き取りしないといけない理由がわかったと思います。

ですが、中には「冬の洗車はやっぱりしんどい…」という方も多いと思います。

そんな方に向けて次の章では、冬の洗車の仕方とコツについて詳しく解説していきます

冬の洗車の仕方とコツ

  • 冬の洗車後は手抜き拭き取り
  • 下回りを重点的に洗う
  • 温水を使うと汚れ落ちがいい
  • コーティング剤を使うと楽になる
  • 手袋など防寒を意識した服装
  • 洗車用ブロワーで水滴を飛ばす
  • ドライブスルー洗車で冬でも快適に

冬の洗車後は手抜き拭き取り

冬の洗車の仕方とコツ1つ目は、洗車後は手抜き拭き取りです

冬の時期は乾燥しているため、土埃が舞いやすく、細かな汚れが車に付着しやすい状況です。

そのため、冬の洗車で拭き取りをしないでいると、汚れが付着したまま水滴が蒸発し、汚れが固着しやすなるリスクがあります

冬の洗車で拭き取りをしないと、汚れが固着しやすくなる!

そこでおすすめなのが、手抜き拭き取りです

冬の洗車はモチベーションが下がりやすく、洗車するのをやめてしまうと、車にとってもダメージが大きくなります。

「冬の洗車の拭き上げは手抜きで」
「その代わり下回りを重点的に」

といったように割り切って自分のペースで洗車をするのもおすすめです!

下回りを重点的に

冬の洗車の仕方とコツ2つ目は、下回りを重点的に洗うです

冬は道路に散布される「融雪剤(塩化カルシウム)」が車に付着しやすく、これを放置すると錆びの原因になってしまいます。

そのため、全体を洗えない日でも、以下の部分だけでも洗うことをおすすめします。

冬の洗車は下回りを重点的に

  • ホイール(最も塩害を受けやすい)
  • タイヤハウス内の下回り
  • サイドステップ下

部分洗車でも十分に効果があり、車の寿命を伸ばす重要なメンテナンスです

温水を使うと汚れ落ちがいい

冬の洗車の仕方とコツ4つ目は、温水を使うと汚れ落ちがいいです

冬の洗車は水道水が冷たく作業効率が、汚れも落としにくくなります。

そんな時は「ぬるま湯(35~40℃程度)」を使うと、以下の効果が得られます。

ぬるま湯洗車の効果

  • 汚れが落としやすくなる
  • 泥汚れが浮きやすい
  • 手がかじかみいにくい

温水と聞くと難しいイメージがありますが、コイン洗車場など冬季になると温水が出る施設もあるのでチェックしておくと便利です。

✔︎注意点
冬の洗車で熱湯をかける行為は基本NGです。
急激な温度差でガラスが割れたりコーティングがダメージを受ける可能性があるため、必ず「ぬるま湯」を使用しましょう。

筆者の体験談

洗車の時にどうしてもお湯を使うのが難しいという方は、拭き取りだけお湯を使うという方法がおすすめです!

バケツにお湯を入れ、拭き取りタオルが汚れてきたらお湯で洗ってキレイにしてからまた使いましょう。

daiki
daiki

僕が冬の洗車で実際にやっている方法です!

暖かくなったタオルで拭き上げるのでしっかりと拭き上げでき、冬の洗車でかじかんだ手を温めながら拭き取りができるのでおすすめです!

コーティング剤を使うと楽になる

冬の洗車の仕方とコツ5つ目は、コーティング剤を使うと楽になるです

冬の洗車は「汚れが付きやすい」「寒くてやる気がでない」といったように、洗車のモチベーションが下がる時期でもあります。

そんな時期だからこそ、スプレータイプの簡易コーティング剤を使うのがおすすめです。

冬の洗車はコーティングがおすすめ

  • 汚れが付きにくくなる
  • 水を弾くため拭き取りしやすい
  • 拭き取りやすくると凍結予防になる

洗車後の濡れた状態で使えるタイプを選ぶと、寒い時でも時短洗車が可能になります

手袋など防寒を意識した服装

冬の洗車の仕方とコツ6つ目は、手袋など防寒を意識した服装で洗車するです

寒さで手がかじかむと細かい作業がしづらくなり、拭き残しや洗い残しが増えてしまいます。

また、低温で手がかじかむと誤って車体にクロスを落としたり、ドアに指を挟んだりといった「洗車事故」の原因にもなります。

冬の洗車は防寒を意識した服装で

洗車用ブロワーで水滴を飛ばす

冬の洗車の仕方とコツ7つ目は、洗車用ブロワーで水滴を飛ばすです

洗車で使うブロワー(送風機)は、冬の必須アイテムになりつつあります。

手を濡らさず、隙間の水分まで飛ばせるため、以下のようなメリットがあります。

冬の洗車でブロワーを使うメリット

  • ドアの凍りつきを防ぐ
  • モール部分の水分が残らない
  • ミラー裏の水が完全に飛ぶ
  • 手が冷たくならない

ブロワーを使うだけで、冬の洗車トラブルがほぼ解消されるため、初心者にもおすすめです。

吸水性の高いクロスを使う

冬の洗車の仕方とコツ8つ目は、吸水性の高いクロスを使うです

吸水性の高いマイクロファイバークロスを使うと、拭き取り時間を短縮でき、凍結リスクも大幅に軽減できます。

セルフ洗車機で冬でも快適に

冬の洗車の仕方とコツ9つ目は、セルフ洗車機で冬でも快適になるです

冬の洗車がつらいという方は、セルフ洗車機で洗う方法もおすすめ。

冬の洗車おすすめタイミングと時間帯

冬の洗車の仕方とコツを覚えたら、洗車する理想のタイミングと時間帯も考えておくと、冬の洗車の作業がはかどります。

そこでこの章では、冬の洗車のタイミングと時間帯を詳しく解説していきます。

冬の洗車おすすめタイミング

冬の洗車タイミングは、月1~2回がおすすめです

ただし、その人が住んでいる地域や、実際にどのくらい車に乗るかによってもおすすめの洗車頻度は変わってきます。

それぞれの特徴を確認しておきましょう。

冬の洗車のおすすめ頻度

  • 積雪が多く外出が多い人
  • 積雪が少なく外出が少ない人

積雪が多く外出が多い人

積雪が多く外出が多い方は、週1もしくは2週間に1回のペースがおすすめです。

理由は、積雪が多い地域は融雪剤が撒かれるため塩カルが付着しやすいといえます。

積雪が多く外出が多い人の理想の洗車頻度

  • 週1回もしくは2週間に1回
  • 塩カルが付着しやすい
  • 時間がない時はせめて下回りだけでも汚れを落とす

積雪が少なく外出が少ない人

積雪が少なく外出が少ない方は、月1〜2回でも大丈夫です。

積雪が少ない地域であれば、融雪剤が撒かれる事もその時の状況によって変わってきます。

塩カルが付いたタイミングで洗車する」など状況に合わせて洗車するのがおすすめです。

積雪が少なく外出が少ない人

  • 月1〜2回でもOK
  • 融雪剤がまかれる頻度が少ない
  • 塩カルが付いたタイミングで洗車など状況に合わせた洗車

冬の洗車のおすすめ時間帯

冬の洗車のおすすめ時間帯は、11時〜15時がおすすめです

朝や夜は気温が0℃前後まで下がるため、洗車中の水や拭き残しが凍る危険があります。

気温が上がる11時〜15時の時間帯であれば、凍結リスクが低く冬の洗車に最適な時間です

冬の洗車でよくある質問

質問

冬は洗車しない方がいい?

むしろ冬こそ洗車が必要です。

融雪剤(塩化カルシウム)が付着するとサビの原因になるため、放置は厳禁です。

自然乾燥でもいい車種はある?

どの車でも自然乾燥はおすすめできません。

車体が大きいほどイオンデポジットによるダメージが大きくなります

拭き取りが面倒な時の「最低限やるべき場所」はある?

拭き取りが面倒な時は、以下の4か所だけでもやると凍結トラブルを大幅に防げます。

  • フロントガラス
  • ミラー
  • ドア周り
  • ボンネット

塩カル汚れを防ぐ方法はある?

完全に防ぐことは難しいですが、以下の方法が効果的です。

  • コーティング施工
  • 融雪剤の多い道を避ける

冬に強風で洗車するのはNG?

基本的に強風の日の洗車はNGです。

乾燥ムラや拭き取りクロスが風で舞って作業効率が悪くなります。

まとめ:冬の洗車で拭き取りしないとトラブルの原因に!冬の洗車の仕方とコツを覚えよう!

今回は、冬の洗車で拭き取りをしないとどうなるのか?冬の洗車の仕方とコツについて詳しく解説していきました。

冬の洗車で拭き取りしないと、凍結や水シミ、樹脂パーツの劣化といったリスクがあります。

また、融雪剤はサビの原因になるため、冬の洗車の仕方は下回りを重点的に行うのが理想。

モチベーションが下がりやすい冬の洗車ですが「今日は足回りだけ」といったように、自分のペースで洗車をし、なるべく洗車を怠らないことが愛車を守る第一歩だといえます

✔︎まとめ

  • 冬の洗車で拭き取りしない人の特徴
    ・寒くて作業が面倒だから
    ・水がすぐ凍りそう
    ・自然乾燥でもいいと思っている
  • 冬の洗車は拭き取りしないでいい?
    ・冬の洗車でも拭き取りするべき!
    ・ボディの水滴が凍ってしまう
    ・ウォータースポット・イオンデポジットが残ってしまう
    ・ゴム・樹脂パーツの劣化を早める
    ・窓ガラスやミラーが凍り視界悪化
    ・ドアが凍りついて開かなくなる
  • 冬の洗車の仕方とコツ
    ・冬の洗車後は手抜き拭き取り
    ・下回りを重点的に洗う
    ・温水を使うと汚れ落ちがいい
    ・コーティング剤を使うと楽になる
    ・手袋など防寒を意識した服装
    ・洗車用ブロワーで水滴を飛ばす
    ・ドライブスルー洗車で冬でも快適に
  • 冬の洗車おすすめタイミングと時間帯
    ・基本は月1〜2回がおすすめ
    【積雪が多く外出が多い人】
    →週1もしくは2週間に1回が理想
    【積雪が少なく外出が少ない人】
    →月1〜2回など塩カルが付いたタイミングなど状況に合わせて洗車
    【冬の洗車のおすすめ時間帯】
    気温が上がる11時〜15時の時間帯が理想
  • 冬の洗車でよくある質問
    Q冬は洗車しない方がいい?
    A冬こそ洗車が必要。融雪剤が付着するとサビの原因になるため、放置は厳禁です。

    Q自然乾燥でもいい車種はある?
    Aどの車も自然乾燥はおすすめできません。車体が大きいほどイオンデポジットによるダメージが大きい

    Q拭き取りが面倒な時の「最低限やるべき場所」はある?
    A「フロントガラス」「ミラー」「ドア周り」「ボンネット」

    Q塩カル汚れを防ぐ方法はある?
    完全に防ぐことは難しいですが「コーティング施工」「融雪剤の多い道を避ける」といった方法が効果的です。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人
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20代前半で洗車の楽しさに気づき、極め始める。
試行錯誤しながら洗車のやり方を探し求めているうちに周りから認められるようになり「keeper入れました?」と聞かれるレベルに!
この経験から「誰でもプロ並みの洗車ができる」ことを伝えたくてブログを立ち上げました。
運送会社で10年以上働いている筆者が、洗車や車に関する役立つ情報を発信していきます!
ぜひ参考にしてみてください!

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